2017/07/31 11:00

熱中症予防 水だけのがぶ飲みは危険、1回200ml程度で

熱中症対策は水だけではダメ?(写真・アフロ)
熱中症対策は水だけではダメ?(写真・アフロ)

 すでに全国各地で35℃を超える猛暑日が観測されている。今年は過去最大級の「猛暑」となることが確実だ。

 最も気になるのは熱中症のリスクだ。総務省消防庁の発表では、6月だけでも全国で3481人が救急搬送されている。特に高齢者には危険が伴う。2015年の熱中症による死亡者968人のうち、8割超の781人が65歳以上である。

 熱中症予防をはじめ夏の健康対策は急務だが、実は良かれと思ってやっている猛暑対策が、裏目に出ることも少なくない。たとえば、水の飲み方ひとつをとってもそうだ。

 この時期は「水を飲んで熱中症を防ぎましょう」というアナウンスをよく耳にする。野球場やイベント会場でも「十分な水分補給を」という呼びかけは必ず聞かれるし、消防庁や厚労省などからなる「熱中症関係省庁連絡会議」は、「のどの渇きを感じる前の水分補給」をポスターなどで盛んに勧めている。

 しかし、その補給法を間違えてしまうと命取りだ。中でも一番危険なのが「水だけをがぶ飲みすること」だという。『いまさら聞けない健康の常識・非常識』(主婦の友社刊)の著者で、池谷医院院長の池谷敏郎医師が、その危険性を解説する。

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