2017/08/14 16:00

『奇跡の歌』が紡ぐ80年の記憶 ペギー葉山さんと「運命の糸」

「南国土佐を後にして」を歌ったペギー葉山さん
「南国土佐を後にして」を歌ったペギー葉山さん

 作家・ジャーナリストの門田隆将氏が上梓した『奇跡の歌 戦争と望郷とペギー葉山』(小学館刊)。推薦する作家・五木寛之氏は「昭和の人々が次々と去っていく。さびしい。しかし、ちいさな幸せを大事に生きたペギーさんが紡いだ物語は、これからもきっと色褪せずに続くことだろう」と評した。運命という言葉だけでは表わせない「奇跡の歌」が辿った道とは──。(文/門田隆将)

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「えっ、まさか」

 全く予想もしなかったペギー葉山さん急逝のニュースが流れた今年4月12日、私は、4か月前のペギーさんへのインタビューを思い起こしていた。

 ある歌がつくりだした80年の長きにわたる一本の不思議な運命の「糸」について、私は取材を続けてきた。その集大成として昨年12月14日、都内のホテルで、彼女にインタビューさせてもらったのだ。その時、ペギーさんはその不思議な歌の運命について、私に熱く語ってくれた。

「運命の扉が、次に次に、と開いていくんですよ。私には歌の神さまがついているのかな、と思いました」

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