2017/08/27 16:00

O157など食中毒菌対策 分離・洗浄・冷却・加熱がポイント

万全の注意を払いたい(写真:アフロ)
万全の注意を払いたい(写真:アフロ)

 O157による食中毒が毎年のように繰り返される事故を未然にふぜぐにはどうすればいいのか。食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が対策法を考える。

 * * *
 今年もO157による食中毒が起きた。埼玉県の惣菜店で販売されたポテトサラダを食べた客が下痢や腹痛を訴え、その便から腸管出血性大腸菌O157が検出された。腸管出血性大腸菌というと2011年の焼肉店で起きたユッケ集団食中毒事件の印象が強いが、野菜を経由しての腸管出血性大腸菌による食中毒も少なくない。

 もともとは牛などの「大腸菌」由来の食中毒ではあるが、肉ならばまだしっかり加熱することで食中毒からは逃れられる。だが生野菜や漬物、ポテトサラダのように調理の最終工程で加熱を経ない食べ物には常に食中毒リスクはつきまとう。

 2012年7月から8月にかけて北海道で起きた、浅漬けによるO157食中毒では前年のユッケ事件を上回る8名が死亡する惨事となった。その後、保健所の調査では「消毒前後の作業エリアの区分がなく、各工程で汚染があった」こと、「塩素濃度を測定せずに消毒していたため、塩素濃度が不十分だった」こと、「容器の消毒が不十分で、菌が残った」ことなどが原因として挙げられた。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

好奇心のままに動きまわろう。興味のある所に顔を出すと、ワク...もっと見る >