2017/10/09 07:00

西郷隆盛はお腹が弱くトイレに50回も駆け込んだ

まさに満身創痍だった
まさに満身創痍だった

 2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』の主人公である西郷隆盛はなぜ自らが朝鮮に渡ることに固執し、「征韓論政変」を引き起こしたのか。これは、明治6年、西郷隆盛の朝鮮使節派遣を巡り新政府内で意見が対立し、西郷や板垣退助らの政府首脳と、軍人や官僚約600人が辞職・下野した件だ。そそこには西郷の体調が大きく影響している、と大阪経済大学客員教授の家近良樹氏は言う。西郷は肥満をはじめとするさまざまな疾病を抱えていた。その病を辿ると、従来の認識とは違った西郷像と政変が見えてくる。家近教授が解説する。

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「西郷どん」といえば、立派な体躯と類い稀な精神力から、豪放磊落な大人物を思い浮かべる人が多い。坂本龍馬が西郷と会った時の印象を勝海舟に語ったものとされる「少しく叩けば少しく響き、大きく叩けば大きく響く」という一節も従来の“偉大なる西郷像”に貢献している。

 だが、残された書簡などから読み取れるのは「ストレス」による「体調不良」に苦しんだ人生である。

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