2017/10/12 16:00

ハーレー駆使する災害救済ボランティア 中心構成員は60~70代

メンバーは60~70代が中心(撮影:渡辺壮一)
メンバーは60~70代が中心(撮影:渡辺壮一)

 平均寿命が延びる昨今、リタイアしてからはどうしよう──そんな、「第2の人生」のスタート地点で、選択肢の一つとして出てくるのが、ボランティアだ。“これからは、社会のために”と一念発起し、「定年後ボランティア」で汗をかく老後を選んだ人に密着した。

「災害時には携帯電話も通じず交通機関もマヒする。何らかの連絡手段が絶対必要だ」

 定年退職の少し前、東京に単身赴任していた時に東日本大震災に遭遇した松田博美さん(65)はそう実感した。そして定年後、居住する三重県名張市でボランティア団体を立ち上げることになる。

「退職金で、憧れのハーレーダビッドソンを中古で購入しました。そこで知り合った同年代のバイク仲間と、災害時に活動するボランティア団体を作ろうと意気投合。

 地元の社会福祉協議会と連携し、日頃は自然災害が起きた想定で市内各地をランダムに走って、無線が通じる地域の確認を行なっています。20km四方なら無線が通じることがわかりました」

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