2017/10/17 16:00

「脱デジマンガ」が描く「ネットにつながらない魅力」とは

「ネット嫌い」な主人公・てるみさん
「ネット嫌い」な主人公・てるみさん

 スマホ普及率が7割に達し、デジタル化した現代社会。そんな時代に“逆行”する、新ジャンルの「脱デジ」マンガが話題になっている。大ヒットした『花のズボラ飯』で知られる水沢悦子氏の最新作『もしもし、てるみです。』だ。

『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中のこの物語の主人公は、「ネットが大嫌い」な女性・てるみさん。スマホが当たり前の世界で、ネットにも繋がらず、写真も撮れないアナログケータイの販売会社「もしもし堂」に勤めている。さながら、スマホに対抗した“黒電話専門会社”の社員といったところ。作品はそんなてるみさんに恋をし、「脱デジ」を決意した男子中学生・鈴太郎との“テレフォン・ラブ・コメディ”だ。

 しかし、単なる大人のお姉さんとの恋物語では終わらない。この世界のスマホ「ミライフォン」を手放したことで、鈴太郎はSNSや掲示板といったネット社会から解き放たれる。放課後に毎日「もしもし堂」に通い、てるみさんと緊張しながらも直接言葉を交わすことで、デジタルにはない「つながり」を感じるようになる──というストーリーだ。

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