2017/10/23 16:00

概要書発売された日本最古の医学書、不妊の治療法も明記

にわかに注目が集まっている「『医心方』事始」(藤原書店刊)
にわかに注目が集まっている「『医心方』事始」(藤原書店刊)

 日本には有形文化財のうち、国宝に指定されているものが約1000件ある。そのなかで、日本に現存する最古の医学書とされているのが『医心方』だ。この6月に、概要書ともいえる「『医心方』事始」(藤原書店刊)が発売され、にわかに注目が集まっている。

『医心方』では、女性の体や妊娠、出産にまつわる記述が多い。

「占相篇」(巻二十四)もその1つ。「胎児の性別を知る方法」(同第三章)、「生れた子の寿命の占い方」(同第五章)など、スピリチュアルな面が強くフィーチャーされている中で、「不妊の治療法」が紹介されている。

 現在、不妊治療中の女性は国内に約40万人とされ、大きな関心を集めるテーマだが、医心方では不妊について《男性あるいは女性のどちらかの病気による場合は、すべて薬や食物によって効果を得ることができる》(同第一章、以下《》内は『医心方』・筑摩書房刊より引用)と主張している。そのうちの1つが次の方法だ。

《桃の花がまだ咲ききらないうちに摘んで百日間、陰干ししてから搗ついて粉末にし、(中略)酒で服用せよ》(同)

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