2017/10/25 07:00

中国で発見のナメクジウオの化石 人間の祖先との大胆論文

中国発の大胆な仮説、信じられる?
中国発の大胆な仮説、信じられる?

 中国内陸部の寧夏回族自治区で発見された3億6000年前とみられるナメクジウオの化石に関する研究論文で、「人間の祖先はこのナメクジウオである可能性は5分5分」との大胆な推測が話題を呼んでいる。これまでも、「人間の祖先はサルか魚か」という論争はあったが、中国の新たな研究発表で、学会で再び論争が過熱する可能性が出てきた。香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」が報じた。

 これは中国では最高の研究機関である中国科学院古脊髄動物・古人類研究所の朱敏所長ら研究陣が10月初旬発行の学術誌「自然と進化」最新号に掲載した研究論文で詳述しているもの。

 化石は同自治区で2002年に発見されており、朱所長ら研究チームは15年かけて、化石からDNAを復元するなど入念なデータ解析を行ってきた。

 その結果、この魚の頭の部分は独立しており、その下部に肩とみられる部分がつながっているほか、前のひれと背びれが2つずつ備わっており、それが長い年月をかけて手足になった可能性があるという。

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