2017/10/26 16:00

野菜も超リアルに表現 謎の牙彫師・安藤緑山の素顔

リアルな『胡瓜』に壇蜜もビックリ
リアルな『胡瓜』に壇蜜もビックリ

 超絶技巧で再評価の機運が高まる明治工芸の作品と、そのDNAを引き継ぐ15人の現代作家の作品が堪能できる特別展、「驚異の超絶技巧!~明治工芸から現代アートへ~」(三井記念美術館で12月3日まで開催)が話題となっている。

 本展のメインビジュアルを飾るのが、安藤緑山(ろくざん)の『胡瓜』。前回の展覧会『超絶技巧!明治工芸の粋』(2014~2015年)にも作品が出展され、その精巧さに見とれてガラスケースに額をぶつける人が続出したという。

 そんな明治工芸の名匠の“正体”が、このたび明らかになった。明治学院大学教授で美術史家の山下裕二氏が語る。

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 安藤緑山という牙彫師(象牙など動物の牙に細工する彫刻家)に関する生前の記録は、『東京彫工会会員役員人名録』にある明治末期から大正期の住まい(現東京都台東区)と師匠の存在のみ。出身地や生没年すらわからない、極めて謎めいた存在でした。

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