2017/11/03 16:00

感染者急増 劇症化の恐れある「E型肝炎ウイルス」に注意

E型肝炎ウイルスは見逃されることも多い
E型肝炎ウイルスは見逃されることも多い

 E型肝炎ウイルスの感染者数は、年間約15万人と推計されているが、そのほとんどは症状が出ない不顕性(ふけんせい)感染だ。2011年10月にE型肝炎の抗体検査が保険承認され、それまで原因不明とされていた肝炎患者に、E型肝炎が見つかるようになり、発症の報告事例が急増している。国立感染症研究所の調査では、今年10月1日までのE型肝炎報告数の累計が243例となり、A型肝炎の220例を2年連続で上回った。実際の感染患者は報告例の数倍以上になるのでは、と考えられている。

 自治医科大学医学部感染・免疫学講座ウイルス学部門の岡本宏明主任教授に聞いた。

「約15万人の感染者のうち、E型肝炎ウイルスと特定されず、原因不明の肝炎として見逃されている症例がかなりあると思われます。感染原因の多くは豚肉や豚レバー、イノシシなどの生食による経口感染です。2015年6月に豚肉や豚レバーの生食が禁止されましたが、それ以降も増加しています。検査が保険承認されたことと、加熱不十分な肉・内臓の摂食が依然として続いていることも影響していると考えられます」

今日の運勢

おひつじ座

全体運

どっちつかずになりやすい運気。今日は家に帰って、勉強や調べ...もっと見る >