2017/11/05 16:00

ブランド米が今年、とりわけ大豊作となった理由

新ブランド米「雪若丸」を披露した吉村美栄子・山形県知事ら(時事通信フォト)
新ブランド米「雪若丸」を披露した吉村美栄子・山形県知事ら(時事通信フォト)

 うまいコメは何よりの明日への活力である。そう感じている人は特にラベルに気を配る時代だ。昨今はブランド米の競争が激しい。食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏がレポートする。

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「コメ離れ」が叫ばれて久しい。その一方でこの数年、コメの新ブランドが続々登場している。

 とりわけ今年は、新潟県「新之助」、福井県「いちほまれ」、岩手県「金色の風」、石川県「ひゃくまん穀」ど新しいブランド米が市場に本格投入された当たり年。岩手県に至っては昨年の「銀河のしずく」に続き、2年連続の新ブランド米の市場投入だ。来年も、山形県「雪若丸」や宮城県「だて正夢」、富山県「富富富」、熊本県「くまさんの輝き」などが本格デビューを控えている。

 過去、これほど百花繚乱たるブランド米が立ち上がったことはない。ブランド米は長らく「コシヒカリ」「ササニシキ」の独壇場だった。1980年台に宮城県から「ひとめぼれ」、秋田県から「あきたこまち」が投入され、コメに多様化への道が拓けた。1990年代には、北海道「きらら397」や宮崎県「ヒノヒカリ」などが登場し、産地が一気に多様化。現在、国内には700以上のブランド米があると言われる。

今日の運勢

おひつじ座

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頭を押さえつけられるような気分で、ややユウウツ。いつも通り...もっと見る >