2017/11/07 16:00

血液検査革命 がんだけでなくアルツハイマー病も診断

「血液検査でアルツハイマー診断」の未来はすぐそこに
「血液検査でアルツハイマー診断」の未来はすぐそこに

 10月27日、千葉県がんセンターなどの研究グループは、5ccほどの血液からがんを早期に見つける検査法を開発したと発表した。その的中率は90%だという。

 これまでの研究で、健康な人とがん患者では、血中に含まれるナトリウムやマグネシウムなど『微量元素』の濃度が異なることがわかっていた。この点に着目した研究グループは、17種類に及ぶ微量元素の組み合わせを測定することで、がんの有無や種類を早期に診断することに成功したのである。

「血液検査革命」は他の研究機関でも進行中だ。

 国立がん研究センターは、1滴の血液から13種類のがんを早期診断する検査法を開発した。血液中に含まれる「マイクロRNA(リボ核酸)」を分析してがんを特定する方法で、これまでに冷凍保存された約4万3000の検体を検証。95%以上の確率でがん検出に成功した。

 また、同センターは今年8月から、新たにがんと診断された患者3000人以上の新鮮な血液を採取する臨床研究を開始。3年後をめどに薬事承認申請を目指す。

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