2017/11/19 16:00

阿修羅像と同じ漆芸の伝統技法で造られたドラえもんアート

渡邊希作『スリーディー』 (c)Nozomi Watanabe (c)Fujiko-Pro
渡邊希作『スリーディー』 (c)Nozomi Watanabe (c)Fujiko-Pro

「あなたのドラえもんをつくってください」とのメッセージを受け取った28組のアーティストによる新作を集めた「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」。漆造形家の渡邊希さんによる作品『スリーディー』は、漆、麻布、乾漆でドラえもんとドラミの兄妹団らんを表現したものだ。本展には他にも、異次元へ吸い込まれそうな「漆黒」世界にタイムマシンのイメージを重ねた大型作品『タイムドラベル』も出展している。渡邊さんが同作について語る。

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 このドラえもんとドラミちゃんは漆でできているんです。粘土の塑像を原型にして、その上に漆で麻布を張り重ねて成形する、「乾漆(かんしつ)」という技法で造りました。奈良・興福寺の国宝・阿修羅像にも用いられている漆芸の伝統技法です。

 1万年以上も前から身近にあった漆が、今もこうして日常の中に生きている。皆さんの心に宿るドラえもんを通じて、忘れかけた漆の魅力を再発見してもらえる機会になればと切に祈っています。

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