2017/11/19 07:00

Nスペ『人体』ナビゲーターをiPS山中伸弥氏が務める深い意味

再生医療は人類の常識を覆す可能性がある
再生医療は人類の常識を覆す可能性がある

 NHKスペシャルで放送中のシリーズ『人体 神秘の巨大ネットワーク』が大反響を呼んでいる。全8回にわたる大型企画だが、最大の驚きは「臓器間のやりとり」が明らかにされたことだ。

 これまで医学界では、「脳」が司令塔となり、各臓器に様々な命令を出して体内をコントロールするという考えが定説で、一般にもそれが常識として受け止められている。しかしNスぺでは、各臓器は独自にそれぞれのメッセージを携えた物質(メッセージ物質)を放出し、血管や神経を通じてほかの臓器や細胞などと直接やり取りをする「横のつながり」があると伝えたのだ。

 だが、そこでこんな疑問が思い浮かぶ。「メッセージ物質」を人間が再現することは可能なのか? ということだ。臓器間ネットワークの作用は、人工臓器ではカバーしきれない。東北大学大学院医工学研究科の永富良一教授がいう。

「たとえば、脂肪が放出する重要なメッセージ物質の『レプチン』は、常に分泌されるのではなく、脂肪細胞に脂肪がたくさんたまると分泌されますが、人工臓器ではそうした自然発生的な調節がまだできない。複雑極まりない臓器ネットワークへの適応が、人工臓器の課題です」

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