2017/11/26 16:00

遺伝子研究 親の身長が低くても子が低くなるとは限らない

こんな身近な”病気”も遺伝する可能性アリ
こんな身近な”病気”も遺伝する可能性アリ

 医学の分野では遺伝子を解析し、病気は「遺伝」が原因となるのか、それとも生活習慣などの「環境」が引き起こすのかという研究が進んでいる。病気以外に、体の特徴や性格、能力なども親から子に遺伝すると考えられるが、遺伝のしやすさには、それぞれ差がある。

 たとえば、顔立ち。「男の子は母親似で女の子は父親似」と言われるが、顔の特徴はどこまで遺伝するのか。石川県立看護大学教授の大木秀一氏はこう言う。

「子供の顔立ちには、父母両方の遺伝子が入ってきて、発現する確率は五分五分です。全体的にどちらかに似ているというよりは、目や鼻、口など個々のパーツがどちらかに似るケースが多い」

 身長に関しては、意外な事実が判明した。

「身長は遺伝の影響が90%ほどとされていますが、両親の身長が低いからと言って、必ずしも子供も低くなるとは限りません。人間の持つ身長が伸びる遺伝子が最大で10あったとして、たとえ両親が3ずつしか持っていなかったとしても、その子供には両親の“伸びる”遺伝子6つ分が受け継がれるケースもあるからです」(大木氏)

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