2017/11/27 16:00

闘病から逃病を選んだ医師 「そのほうが豊かな人生送れる」

病気と闘うばかりが正解とは限らない
病気と闘うばかりが正解とは限らない

 体に不調を覚えると、医師の診断を受けて病名と治療方針が示されたのち、病気が治るまで投薬や手術を受け続ける──これが一般的な「闘病」のプロセスだ。

 しかし、必ずしも正面から向き合うことばかりが病気との闘い方ではない。自分の人生を最後まで自分らしく生きるために、治療を拒否する「逃病」という選択をする人がいる。

 タクシー運転手の西村繁治さん(69)は、65歳のときに妻に勧められて市の定期検診を受けたところ、初期の前立腺がんが発覚。直後は「ゴナックス」という前立腺がんを治療する薬を定期的に注射していたが、半年で止めてしまった。

「1か月に1度注射を打ちに行くたびに『自分は病人だ』ということを自覚させられることが何よりも嫌でした。いまのところ、がんのせいで痛むこともなければ、仕事に支障もない。定期検診も受けてません」

 そんなことを医者が許さないと思うだろうが、患者を治すことが使命である医師の中にも、西村さんのように「逃病」を実践している人がいる。社会福祉法人「同和園」附属診療所の医師・中村仁一氏(77)だ。

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