2017/12/07 16:00

より肺を多く残す肺がん治療「ハイブリッドVATS」手術

より肺を多く残す肺がん治療について解説
より肺を多く残す肺がん治療について解説

 1965年の日本人男性の喫煙率は約80%もあったが、現在は約20%と4分の1に減っている。一方で肺がんの死亡者は年々増加、すでに胃がんの死亡者数を超している。しかも肺がん患者のほとんどが非喫煙者だ。その原因の一つとして受動喫煙の副流煙の吸入とタバコのフィルターの機能向上が挙げられている。

 肺がんの種類も変化していて喫煙者に多く発生する扁平上皮がんが減少し、肺の末梢に発生する腺がんが大半を占めるようになった。扁平上皮がんは、タバコの成分が直接気道に入るため左右の肺の中心に近い当たりに発生する。X線で見える上、突然の喀血で発見されることも多い。腺がんは、より小さくなったタバコの成分が肺の末梢に入り、そこで発生する。X線では見えず、症状もないので発見が遅れる症例が多い。順天堂大学医学部附属順天堂医院呼吸器外科の鈴木健司主任教授に話を聞いた。

「肺がんは進行度により、I期からIVに分かれ、それぞれAとBがあります。I期とII期は手術による治療が有効ですが、私はIII期Aに対しても開胸手術と胸腔鏡治療を組み合わせたハイブリッドVATS(ビデオ補助胸腔鏡手術)を実施することで、5年生存率の向上に努めています」

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