2018/01/02 16:00

おっさんはどう生きるか 吉野源三郎を読んで考えてみた

自分を信じて生きたい(写真:アフロ)
自分を信じて生きたい(写真:アフロ)

 冷たい冬の乾いた空気に身の引き締まる思いがする、そんな時こそ好機だ。コラムニストの石原壮一郎氏が提言する。

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 新しい一年が始まりました。せめてこの時期だけは「今年こそ!」の気持ちを抱いて張り切りたいもの。おっさんはおっさんなりに、「ひと味違う一年」「ひと味違う自分」を目指しましょう。結局は変わり映えしなくても、目指すことに意義があります。

 そのための指標としたいのが、ベストセラー街道を突っ走っている本『漫画 君たちはどう生きるか』(マガジンハウス)。およそ80年前に書かれた吉野源三郎の同名の名作を、『昼間のパパは光ってる』などで知られる羽賀翔一が漫画化しました。去年8月に発売されて以来、どんどん注目度が高まり、100万部を超えるとか超えただかの勢いです。

 主人公は中学生のコぺル君。何かと悩み多き年ごろのコぺル君に、勤めていた出版社が潰れて失業中の「おじさん」が、さまざまなアドバイスを贈ります。本が発している熱いメッセージは、もともとの対象である若い世代だけでなく、おっさんを含む幅広い世代に強く響いています。いわばこの本は「おっさんはどう生きるか」を指し示す一冊でもあると言えるでしょう。

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