2018/01/30 07:00

『遺言。』を著した養老孟司氏 自身が望む終末期医療は?

解剖学者の養老孟司氏
解剖学者の養老孟司氏

 脚本家・橋田壽賀子氏の安楽死宣言以降、NHKや雑誌がこぞって特集を組むなど、日本でも安楽死容認論が高まってきた。65歳以上の高齢者が3500万人を超える日本にあって、終末期医療の一つの選択肢になり得るのか。

 近著『遺言。』(新潮社刊)がベストセラーとなった養老孟司氏(80)は、解剖学者として数多の死に接してきた。国際情報誌・SAPIO連載にて世界の「安楽死現場」をルポし、このたび『安楽死を遂げるまで』(小学館)として上梓した宮下洋一氏(41)とともに、日本の安楽死議論から抜け落ちている視点を語りあった。

宮下:もともと私は、安楽死について懐疑的でした。医者が人の生死の判断を簡単に下していいものか、と。でも海外でその現場を取材していると、死をこれから迎える患者さんが、死の直前まで本当に幸せそうな顔をされていた。遺族の皆さんも納得されている。こうした事例に接し、安楽死を否定できなくなりました。

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