2018/01/14 16:00

誕生から120年、国産いちごのルーツは新宿御苑にあった

1月15日はいちごの日(写真:アフロ)
1月15日はいちごの日(写真:アフロ)

 ハレの日に食べたいフルーツの代表いちご、実はその生まれも高貴だ。食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が解説する。

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 1月15日と言えば、一昔前(1999年)までは「成人の日」だったが、祝日法の改正でハッピーマンデーが導入された2000年以降、1月15日=成人の日ではなくなった。では1月15日は何の日か──。「いい・いちご」という語呂合わせで「いちごの日」だという。コンビニの棚はいちごスイーツで席巻され、これからホテル等でも続々といちごスイーツのフェアが行われる。

 いまやスーパーの棚には、各地域の名産ブランドが日常的に並び、もはやいちごには国民的フルーツという風情も漂う。だがその昔のいちごは庶民の口に入るような果物ではなかった。それもそのはず、国産いちごは皇室の御料地・農園で生まれたものだった。

 国産いちごが生まれたのは1898(明治31)年のこと。新宿御苑の前身である新宿植物御苑で福羽逸人(ふくば・はやと)農学博士が、フランスの「ゼネラル・シャンジー」というイチゴ品種から国産いちご第一号となる「福羽苺」を作出。大粒で肉質がよく、当初は門外不出で皇室への献上品だったという。

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