2018/01/20 16:00

102歳の和菓子屋看板娘「店に出ないと心配されちゃうから」

「多くの饅頭屋さんはみんな製餡屋から餡を仕入れているんですよ。でもウチは3代目が北海道のいい豆を自分で買ってきて、じいちゃんやばあちゃん(きみさんの息子夫婦)が奥であんこ炊きをやってるの。

 家族でやっているから、こんなに歳取っても使われちゃう(笑い)。だからいつも3代目とケンカしてるの。他のおばあちゃんみたいにひなたぼっこして、お茶飲んで、そういう生活したいな~って言ったら、『おばあちゃん、ボケちゃうよ』って。ひどいわよねぇ(笑い)」

 等さんが言う。

「うちは家族経営なので、おばあさんにいてもらわないと困るんです。おばあさん目当てでお店に来てくれる人もいるし。本人は面倒だから『なんとなく歳とった』って言ったりします。けど手伝ってくれてありがたいし、働いているからこそ、こんなに元気なんだと思います」

 きみさんは「私が店にいないと“死んだんじゃないか”と心配して聞いてくるからお店に出るしかないの」と笑う。

 お客さんとの会話を楽しみに、看板娘は今日も笑顔で接客中だ。

※週刊ポスト2018年1月26日号

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