2018/02/04 07:00

SNSでの誕生日祝福に「いい大人が誕生日祝うのは情けない」

何歳まで祝って欲しい?
何歳まで祝って欲しい?

 作家・佐藤愛子氏のベストセラー『九十歳。何がめでたい』は、「卒寿、おめでとうございます」という声に「有り難うございます」と答えながら、内心は「ナニがめでてえ!」と思っているという胸の内を明かし、大きな共感を呼んだ。だが世の中では、ますます誕生日祝いを強制する風潮が進んでいる。フェイスブックやLINEなどを開くと登録している人の誕生日が通知され、社交辞令のメッセージの交換が大量に行なわれる。居心地の悪さを感じる人も少なくない。

 そもそも日本で誕生日を祝うという習慣はいつから始まったのか。

 古来、日本での年齢の数え方は「数え年」で、毎年正月を迎えるたび、誰もが1歳ずつ歳が増える方式だったので、本当の誕生日が何月何日かはあまり意識されていなかった。七五三は子供の成長を祝う行事だが、これも数え年で3歳、5歳、7歳のときに行ない、誕生日は関係ない。

 昔は七五三のあと、元服(10代)が終わると、還暦(61歳)まで、年齢に絡んだお祝いはなかった。

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