2018/03/03 16:00

1世帯あたりの寿司外食費 海無し県がツートップ

1世帯当たり寿司外食費(円)
1世帯当たり寿司外食費(円)

 一概に「日本人」と言っても、食の好みは千差万別。都道府県別のデータを調べると、好きな食べ物にも県民性はある。

 例えば、日本を代表する料理である寿司。総務省の家計調査によると寿司外食費のトップ2県は栃木、岐阜と海に面していない県という意外な結果となった。1位は栃木の2万373円で、2位は岐阜の1万9967円。最下位は海産物の豊かな沖縄に続き、長崎となっている。

 寿司には、そもそも酢や塩、醤油を使って魚の日持ちをよくする目的があった。内陸部では生に近い魚を食べる方法として寿司が好まれたのだろう。一方、新鮮な海産物が豊富な場所では、寿司以外の選択肢もあり、消費額が少ないのかもしれない。2014年の経済センサス基礎調査による人口10万人当たりの寿司店舗数でも、海なし県の山梨県が1位となっている。

 一方、アイスクリーム・シャーベットを日本一消費する県は石川の1万480円。2位に同じ北陸地方の富山が9780円でランクイン。以下、関東勢が続く結果となった。最下位は意外にも、日本で最も南に位置し、最も温暖な沖縄の6566円。さらに兵庫、福岡、和歌山、宮崎と続く。日本の中でも比較的温暖な西日本が下位に並び、北陸から東日本で消費量が多くなった。

 この意外な現象は、日本アイスクリーム協会の「アイスクリーム白書」によれば、気温が30度を超えると、アイスクリームではなくかき氷などが売れ始め、アイスクリームよりも、冷たい飲料が飲まれるようになるからだという。

◆取材・文/浅井英彦(HEW)

※週刊ポスト2018年3月9日号

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