2018/03/02 16:00

宮沢賢治と父の特異な関係に焦点を当てた直木賞受賞作

「賢治ってダメ息子だなって思って書き進めていたら、ダメ息子って自分のことじゃないかと気づいたんです。実家の料理屋を継がず、売れない原稿ばかり書いていたという点では、ぼくも宮沢賢治と状況は同じ。でも不思議なことに、書き始めるまでそのことには気づかなかったんですけど」

 歴史に題材をとりつつ、現代にも通じるテーマでひきつける。

「21世紀の人間が共感できるテーマを歴史に見出す。迂遠かもしれませんが、そうすることで人間の本質に迫れるはずです」

 書きたいことのストックは、すでに一生かかっても書ききれないぐらいあるそうだ。

■撮影/矢口和也、取材・構成/佐久間文子

※女性セブン2018年3月15日号

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