2018/03/11 16:00

1960~70年代の紳士に愛用された“秘密の手帖” その中身

多くの紳士が“秘密の手帖”を持っていた
多くの紳士が“秘密の手帖”を持っていた

 1960~70年代、日本ではヌードグラビアの掲載された雑誌『実話雑誌』が、男たちを熱狂させていた。そんな時代に密かに紳士たちの間で流行していたのが「ヌードダイアリー」だ。ノンフィクション作家の本橋信宏氏が語る。

「まだエロ本が貴重な時代に、持ち歩けるエロ本として生まれたのがヌードダイアリーです。カバーには女性の裸が写っていましたが、それを外すと普通の手帳のように見えます。ヌード写真のほか、ナンパスポットや性の知識に関する読み物が充実していた。一応、手帳の機能も備わっていました」

 例えば、「じょうずに浮気を楽しむ秘訣」というページには、「浮気相手に格好つけて渡した名刺が命取りになる」や、「浮気相手と行った宿泊先に書く住所はでたらめを書け」など、浮気バレ防止の注意事項がずらりと書かれている。この“エロ手帳”はどのような経緯で制作されたのだろうか。

「ヌードダイアリーを作っていたのは、主に東京三世社とあまとりあ社という2つの出版社でした。東京三世社の長倉健次元編集長によれば、手帳には同社発行の『実話雑誌』で撮影した写真を再掲載していたようです。どれも約1万部程度刷っていて、ラブホテルや大人のおもちゃ店で1000円前後で売られていた。両社の商品は似ていましたが、あまとりあ社のものは医学的な内容が多かったようですね」(同前)

今日の運勢

おひつじ座

全体運

伝統にまつわることにツキがあります。神社や仏閣に参拝したり...もっと見る >