2018/03/25 16:00

西郷どん時代の物価 鰻丼は2000円、カステラは8000円

現代人も好きな鰻、江戸時代のお値段は?(YUTAKA MAEMIYA/AFLO)
現代人も好きな鰻、江戸時代のお値段は?(YUTAKA MAEMIYA/AFLO)

 物語の舞台を薩摩から江戸に移したNHK大河『西郷どん』。幕末のスペクタクルや登場人物たちの恋愛模様とともにシビアなお金の話が描き出されている。

 薩摩藩といえば「サツマイモ」が名産であり、劇中でも貧乏な西郷家の食卓にはもちろん、江戸の藩邸でも藩士たちが頬張っている。銅貨“1文”は現代では20円とされるが、彼らの生活はどんなものだったのか。歴史作家の井手窪剛氏が解説する。

「『江戸繁昌記』という当時の書物では、焼き芋がひとつ4文、つまり今の80円くらいで売られていたとあります」

 同じく薩摩の名産品なのが芋焼酎。江戸への支度金を調達するべく、鈴木亮平演じる西郷吉之助(のちの隆盛)の手作りの焼酎を売りに出そうとする場面もあった。

「清酒の名酒が一升で300文(=6000円)程度に対し、焼酎は500~800文(=1万~1万6000円)だった。アルコール度数の高い焼酎のほうが高価だったようです」(同前)

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