2018/03/18 16:00

江戸時代の遊郭遊び 宴会代に1440万円注ぎ込んだ記録も

「西郷どん」時代の暮らしや物価は?(共同通信社)
「西郷どん」時代の暮らしや物価は?(共同通信社)

 物語の舞台を薩摩から江戸に移したNHK大河ドラマ『西郷どん』。幕末のスペクタクルや登場人物たちの恋愛模様とともにシビアなお金の話が描き出されている。

 鈴木亮平演じる若き日の西郷吉之助(のちの隆盛)は、薩摩の貧しい百姓の娘・ふき(柿原りんか)が借金のカタに身売りされるのを何とか阻止しようと奔走した(第2話)。奮闘もむなしく、家族を助けるためにふきは売られていくが、その“対価”はいかほどだったのか。歴史作家の井手窪剛氏が解説する。

「江戸時代の風聞を集めた『よしの冊子』という書物には、12歳の女児が吉原に18両で売られたと記されています。

“レート”が常に変動する上に武家は金貨を、商人は銀貨を使っていた。幕末の混乱で貨幣の価値は年々下がっていたので、大まかにしか現代の価値に換算することができませんが、米の値段を基準にして、江戸後期の1両がおよそ12万円ぐらいになります。そこから換算すると、216万円ということになります。

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