2018/03/25 07:00

カップ麺 青森、秋田、新潟など北国で圧倒的に強い理由

塩分摂取で寒さに対抗(写真:アフロ)
塩分摂取で寒さに対抗(写真:アフロ)

 食べ物の嗜好は地域性に左右されるもの。意外に見える取り合わせにも「理由」はある。食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が指摘する。

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 全国の「食」の傾向を総務省の家計調査(総世帯)に照らして見ていくと、時代によって移り変わるものもあれば、それほど地域格差が変わらないものがある。例えば、食肉における豚や鶏への出費は増えているものの「西の牛、東の豚」や納豆における「東高西低」といった趨勢が変わらない食べ物もある。「食」は地域の風土や歴史に深く関わっている。

 その傾向は「カップ麺」や「即席麺」といった、この数十年で出現した食べ物からも見て取れる。実は家計調査の項目のなかでも、この2項目は「温かい汁物」の嗜好を見るのに適している。麺のなかでも「乾うどん・そば」などは冷やして食べる地域も多い。「乾燥スープ」という項目もあるが、年によって上位の入れ替わりも多く、地域格差がそれほど顕著ではない。

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