2018/04/02 07:00

首筋から肩甲骨あたりの重苦しい痛みは急性心筋梗塞のサイン

ちょっとした異変でも分かることはある
ちょっとした異変でも分かることはある

 病は突然やってくる。自分の生活習慣や遺伝的要因から推測しても、早期発見は非常に難しい。毎年、勤務先で人間ドックを受診しているというAさん(58)が振り返る。

「人間ドックでは上の血圧は140。高めでしたが、大きな異常は指摘されませんでした。ところが昨年の秋、朝起きて歯磨きをしている最中に突然、心臓を握り潰されたような激しい痛みに襲われ、救急車で運ばれた。救急の医者から『急性心筋梗塞』と診断されてすぐにカテーテル手術を受けました」

 一命を取り留めたが、不整脈などの後遺症が残ってしまった。Aさんが患った急性心筋梗塞は、一般的に胸の痛みや動悸、息切れが初期症状とされるが、それらの症状には心当たりがなかった。

 ただし、発症の1か月前から“違和感”を覚えていたと言う。

「左の首筋から肩甲骨あたりにかけて、重苦しい痛みがあったんです。いわゆる五十肩の痛みとは違い、肩に重い荷物を乗せ続けているような痛みで、整体に通っても改善しませんでした。“何かおかしい”とは思っていたのですが……」

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