2018/04/10 16:00

女性写真家が撮っていた昭和30年代の学校風景

昭和32年3月。チャンバラごっこをする子供たち
昭和32年3月。チャンバラごっこをする子供たち

 戦後間もない昭和30年代の学校の風景を撮り続けた女性写真家・齋藤利江氏が、写真とともに当時の様子を振り返る。

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 これらの写真は昭和30年代、私が10代の時に撮影したものです。写真好きだった父の影響で中学生の頃から写真に夢中になり、地元・群馬県桐生市の保育園や学校などに忍び込んで撮影していました。作品は数々の賞をいただき、将来はプロの写真家を目指していましたが、17歳の頃に父が病に倒れ、写真家を断念。20歳で結婚し、家計を支えるために夫とカメラ店を始めました。

 18年前、60歳の誕生日に大きな転機が訪れます。父の17回忌が終わり遺品を整理していた時に、「利江のネガ」と書かれたクッキーの缶が出てきたのです。当時はまだ女性の写真家は珍しく、写真家になることに猛反対していた父にネガはすべて捨てられたと思っていました。懐かしいネガと40年ぶりに再会し、大切に保存してくれた父の愛情に触れ、感激で涙が止まりませんでした。

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