2018/05/13 07:00

アマゾン「お坊さん便」VS仏教界 いまだ停戦に至らず

季刊『宗教問題』編集長の小川寛大氏
季刊『宗教問題』編集長の小川寛大氏

 葬儀や法事のお布施は“お気持ち”でこれが古くからあった“常識”である。そんな常識を覆す、定価3万5000円のアマゾン「お坊さん便」が登場して2年経つ。当時、伝統仏教の連合組織・全日本仏教会(全日仏)が「お布施はサービスの対価ではない」と定額表示に反対し、販売停止を求めるなど、「アマゾンお坊さん便VS仏教界」として社会の注目を集めたあの騒動はどうなっているのか。『宗教問題』編集長の小川寛大氏が、解説する。

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「2017年8月末時点で、『お坊さん便』への累計お問い合わせ件数は、サービス開始当初から18.6倍になりました」

 ネット通販のアマゾンに「お坊さん便」を出品し、サービスを実際に運営する株式会社みんれびの広報担当者は、今回筆者の取材にそう答えた。

「お坊さん便」それ自体は、ITベンチャー企業であるみんれびが2013年から運営していた事業。2015年12月に行ったアマゾンへの出品登録は、販売窓口を一つ増やしたに過ぎなかった。しかし、仏教界からの反発を含め、注目度は急上昇。「事業の一つの潮目になったのは事実」(同前)と話す。

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