2018/06/06 07:00

天皇皇后の行幸啓が休日となったパラオの「日本への思い」

ペリリュー戦60周年記念式典で日本・パラオ・アメリカの国旗を持って行進する学生たち
ペリリュー戦60周年記念式典で日本・パラオ・アメリカの国旗を持って行進する学生たち

 大東亜戦争の激戦地、パラオ・ペリリュー島では約1万人の日本軍将兵のうち、最後まで戦って生き残ったのはたった34名だった。そのパラオは南洋屈指の親日国である。彼らの思いに、ジャーナリスト・井上和彦氏が触れた。「親日をめぐる旅」パラオ編──。

 * * *
 日本から真南に3200キロメートル、そこに南洋一の親日国家「パラオ共和国」がある。国旗は青地に黄色の満月をあしらった“月章旗”──この旗は1994年にパラオがアメリカの信託統治領から独立国となったとき、住民投票で選ばれた。日章旗に因んでデザインされ、“月(パラオ)は太陽(日本)が輝いてこそ輝く”という意味が込められているという説もある。

 パラオは古くはスペイン領で、19世紀末にドイツへ売却されて第一次世界大戦後からおよそ25年間、日本の委任統治が行われていた。

 国際連盟が日本の内南洋(注1)委任統治を決定したのが1922年(大正11年)。これを受けて日本はパラオに「南洋庁」を設けて統治の行政機関とした。日本からは大量の移民が押し寄せ、現地民の4倍にもなったという。そうした邦人移民は漁業や燐鉱石の採掘で生計を立て、また鰹節の生産や米の栽培にも取り組んだ。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

日頃のストレスが体調に出やすい日。無理をしないで休んだり、...もっと見る >