2018/05/10 07:00

それは聖書から始まった 「書物としおり」の深い関係

教会用のブックマーク
教会用のブックマーク

 本の相棒ともいえる「しおり」(英語でブックマーク)は、紀元前にさかのぼる書物の発展や時代の移り変わりとともに変貌を遂げてきた。“日本語で書かれた唯一のしおり通史”として話題を集めている『世界のしおり・ブックマーク意外史』(デコ)の著者で、しおり史研究家の猪又義孝氏が、本としおりの深い関係を紐解く。

「フランスの哲学者で作家のモーリス・ブランショが『書物の始めは聖書である』と言ったように、欧州を中心とするキリスト教社会では古くから“ザ・ブック”といえば聖書を指しました。

 欧州のブックマークは、聖職者が肩からかける長い帯状の布・ストラを教会の聖書に目印として挟んだことが起源と考えられています。当時、聖書は大きく、聖職者が読み上げて聴衆に聞かせるものでした。日本で今も売られている教会用ブックマークは、ストラを小さく実用的にした幅と長さになっています。もっとも、私が買ったものは長さ74.5センチ。これを必要とする大きな本にはなかなかお目にかかれません」(猪又氏、以下「」内同)

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