2018/05/15 07:00

医師の働き方改革 残業上限で処置が遅れ後遺症残った例も

医師の労働時間が減るとどうなる?
医師の労働時間が減るとどうなる?

「経過を見たいので、1週間後にまた来てください」──医師に言われたとおりに病院に行くと、診察に現われたのは別の医師。

「あれ? この前の先生は?」
「あぁ、お休みです。でも心配要りません、私“も”あなたの主治医なので」

 現在進められる「医師の働き方改革」によって、こうした診察風景が現実になる。この劇的な変化に、患者の側も「病院との付き合い方」を見直さなければ、自らの健康が守れなくなるかもしれない。

 今国会では「働き方改革関連法案」が議論されているが、なかでも注目を集めるのが「医師の働き方改革」である。医師の時間外労働は原則、月45時間に制限される予定だ。現行では労使協定(三六協定)を結べば、時間外労働は無制限だったが、これも月平均60時間(単月で100時間未満)までに制限されることになる。医師の残業を減らすための方策として挙げられているのが「複数主治医制」だ。

「医師の働き方改革」によって変わることは他にもあるという。現役医師はこう語る。

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