2018/05/21 16:00

「誤診がん」の恐怖 12人に1人が検診で間違われる衝撃調査

 患者にとってもっとも恐ろしいことは、「がんの見落とし」であるのは言うまでもない。だが、逆に、検査や検診の段階でがんでないものを“がんの疑いアリ”としてしまう「偽陽性」判定も、患者に心理的負担を与えるのだ。

◆「がんかもしれません」の意味

 では、がん検診において、偽陽性判定はどれくらい起きるのだろうか。青森県は、13年連続でがん死亡率が全国最下位で、罹患率も全国平均より高いため、がん検診受診率の向上を図っている。

 県内10町村で2011年度にがん検診者を対象に実施した調査によると、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんの検診を受診した計2万1316人のうち、1720人ががんでないのに「要精密検査」と判定されていた。受診者の12人に1人(約8%)が偽陽性の判定を受けていたことになる。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏はこう言う。

「青森県と同様、他地域でもがん検診は罹患率の高い胃、大腸、肺、乳、子宮頸がんの5つのがんの有無を調べることが多く、検査方法も同じです。つまり、全国的にがん検診で8%程度の“間違い”が起こっていると言えるでしょう。また、主治医による初期検査もがん検診とほとんど方法は同じなので、そこでも同程度の偽陽性が発見されていると考えられます」

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