2018/05/30 07:00

虫歯の感染で鼻の下の骨も溶ける、最新の根管治療でほぼ修復

 また、根管治療に際して必要な「ラバーダム」というゴム製シールドを使用しない歯科医が多く、歯の寿命を縮めていた。

◆感染を放置すると「骨が溶ける」

 画像をご覧いただきたい。CTデータをもとに再現した患者の骨格3D画像だ。虫歯の進行によって感染が広がり、鼻の下まで骨が溶けた状態になっている(丸で囲んだ部分)。歯科医によっては、迷わず「抜歯」を宣告するケースだ。

 根管を通じて歯の周囲にまで感染が広がった状態をそのまま放置したり、いい加減な治療を施されたままにするとどうなるか。

 歯髄が死ぬと痛みは消えるが、感染が広がって歯根の周囲の骨を溶かしてしまう場合があるのだ。画像の患者もそうだった。さらに悪化すると、感染は体のあちこちに広がり、最悪の場合、糸球体腎炎や感染性心内膜炎など、死に至ることもあるという。

 ただし、この患者は「抜歯」せずに済んでいた。しかも、1年4か月後には、溶けた骨もほぼ再生されていたのである。これを可能にしたのが、歯科用顕微鏡のマイクロスコープを使用した、最新の「根管治療」だ。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

他人にふりまわされず、精神的に落着いて過ごせる日。困ってい...もっと見る >