2018/06/16 07:00

切り裂かれたユニコーンのライブチケットから感じた親の愛

父に破られたコンサートのチケット(イラスト/ico)
父に破られたコンサートのチケット(イラスト/ico)

「父親になるのは簡単だが、父親たることはなかなか難しい」とは、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ブッシュの言葉。それほどに、“父とはこうあるべき”と決めて貫き通すのは大変なのかもしれない。今年は6月17日が父の日。そこで、45才の主婦による父にまつわる涙のエピソードを紹介します。

 * * *
 目の前を、破られたチケットの切れ端がハラハラと舞い落ち、「この不良が!!」という、父の怒号が響き渡ったあの日、私は実家を飛び出しました。それから22年、父とは一度も会いませんでした。

 私の父は公務員で、まじめが服を着て歩いているような人でした。ギャンブルはもちろん、たばこやお酒もやりません。しつけは厳しく、友達と遊ぶことや部活動も禁止…。私は友達ができず、学校で孤立していました。

 そんな私を癒し、励ましてくれたのが、ロックバンド・ユニコーンの曲でした。私は3年かけてお年玉を貯め、高校3年生の卒業記念に、初めてコンサートのチケットをとりました。

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家で好きなことに没頭しよう。ペットと遊べば時間を忘れそう。...もっと見る >