2019/01/06 07:00

「ジェネリックより先発医薬品を選ぶべき」と医師が考える訳

クスリはどう選ぶ?
クスリはどう選ぶ?

 身体の異変に気づいた時、患者が冷静な判断を下すことは難しい。医者の言いなりになってしまったり、勝手な思い込みで行動してしまったり……。後々になってそれが重大な分岐点だったことに気付いても、後悔先に立たずだ。

 だからこそ知っておきたい。その時に、どちらを選ぶべきかを。

◆薬は「先発品」か「ジェネリック」か

 例えば、がんなどの手術が成功して退院後、術後の痛みを抑える薬が処方された際、薬局で「ジェネリック品がありますが、どうしますか」と訊ねられる。

 ジェネリック(後発医薬品)は、先発医薬品と同じ有効成分を同じ量含む医薬品で、効能や効果は先発医薬品と基本的に変わらない。特許が切れた先発医薬品と比べて、価格が2割~7割ほど安くなる魅力もある。

 だが秋津医院院長の秋津壽男医師は、「ジェネリックではなく先発医薬品を選ぶべき」と指摘する。

「先発医薬品と成分は同じでも、コーティング剤や効果を均一にするための安定剤などの添加物は、個々のジェネリックにより異なります。

 例えば錠剤の形やカプセルの成分が変わると、薬の溶け出す速度などが変化し、薬の効きすぎや効きにくさが生じることがあるため、先発医薬品を選んだほうが無難です」

◆薬を買うなら「個人薬局」か「ドラッグストア」か

 チェーン店の進出により、今や薬局の数はコンビニより多いが、どこで購入しても同じわけではない。

「チェーンのドラッグストアはシャンプーや化粧品といった非医薬品がメインで、市販薬を買う際の助言は期待できません。

 しかし個人薬局の場合は、通っていると薬剤師が過去の持病や服用歴をチェックして、使用上の注意をアドバイスしてくれる。利用頻度が高いなら、信頼できる“かかりつけ薬局”を決め、そこで薬を買い求めるようにすることが大事です」(秋津医師)

※週刊ポスト2019年1月11日号



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