2019/01/27 07:00

更年期以降女性6~7割が訴える胃の不調 異常なしでも油断禁物

更年期以降の女性の6~7割が胃の不調を訴える(写真/アフロ)
更年期以降の女性の6~7割が胃の不調を訴える(写真/アフロ)

 すぐに治るけれど、胃が痛い、もたれる、不快症状が続く──そんな“なんとなく不調”を抱える“胃弱”の人が今、増えているという。

 厚生労働省が2010年に行った「国民生活基礎調査」によれば、明らかな胃の不調を訴える人は、50代女性で、3人に1人に達した。

「吐き気、胃もたれ、膨満感などの比較的軽い胃の不調を含めると、更年期以降の女性の6~7割に見られます」

 こう話すのは、代官山パークサイドクリニックの院長で漢方内科医の岡宮裕さんだ。

 更年期でホルモンバランスが崩れると、自律神経の働きも乱れ、知覚過敏になる。そうなると、胃酸が少し多めに分泌されただけで、その刺激で胃痛などを感じるのだ。また、老化により筋力が低下すると、胃の入口の筋肉の締まりが悪くなり、胃から食道へ胃液が逆流する「逆流性食道炎」になりやすくなるという。

「逆流性食道炎は、40才以降、確率が上がります。胃に少しでも不調を感じたら、迷わず医療機関を受診してほしい。大病が隠れている可能性もあるからです」(岡宮さん)

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