2019/02/01 16:00

圷、毳、垳、匝瑳 関東地方の「方言漢字」、何と読む?

茨城、栃木、群馬、埼玉の難読「方言漢字」
茨城、栃木、群馬、埼玉の難読「方言漢字」

「地域特有の単語やアクセントなど、お国言葉は広く認識されていますが、漢字にも土地に根付いたものがあるんです」

 と話すのは、早稲田大学社会科学総合学術院教授の笹原宏之さんだ。そんな独自性のある文字を『方言漢字』というそうだ。

「日本は島国で山や川が多く、山脈が日本列島を背骨のように貫いているので、峠や崖が多いのが特徴です。当然、昔は別の“くに”への移動は困難を極めたため、地域性が濃くなり、言葉の違いが激しくなった。漢字も風土や習俗に合わせて工夫を加え、必要によって変化しながら、新たな国字(和製漢字)や字体を獲得してきたのです」

 そこで首都圏に見られる“方言漢字”を笹原さんに解説してもらう。

■茨城県
読み方→あくつ
低い土地を表し、高いところは塙(はなわ)。地名や名字に使われている。

■栃木県
読み方→かも
栃木市内には三毳山や三毳不動尊がある。

■群馬県
読み方→ぬで
前橋市の「〈ぬで〉島(ぬでしま)」という地名は、この土地に「白膠木」(ぬるで)の木が茂っていたことに由来。この膠と木が合わさって変化した。江戸時代は崩し字が公式書体であったため、写し間違えたり、つなげたりした過程で変化したと考えられる。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

静かな情熱を持って、取り組める日。好きなアーティストのライ...もっと見る >