2019/02/08 16:00

天皇皇后両陛下が旅した名宿【中部編】 白馬東急ホテルほか

天然木の柱や梁がふんだんに使われている(八ヶ岳高原ロッジ)
天然木の柱や梁がふんだんに使われている(八ヶ岳高原ロッジ)

 平成の30年間、天皇皇后両陛下が旅した移動距離は62万kmを超えるが、その道中、ご宿泊などで訪れた「名宿」は数多い。ここでは、中部地方(長野県、石川県)の名宿3施設を紹介しよう。

【八ヶ岳高原ロッジ】(長野県)

 2005年の夏に両陛下が訪れたのが、八ヶ岳山麓にある八ヶ岳高原ロッジ。

「陛下は、豊かな自然を非常に気に入られたご様子でした。遊歩道をご案内した時に、『このフウロソウはハクサンですか、それともタチフウロですか?』とお尋ねになるなど、地元住民でも答えに窮するような、植物に対する深い造詣がおありなのに驚きました」(支配人・油井雅明さん)

 紀宮清子内親王(黒田清子さん)のご結婚を間近に控えた時の親子水入らずのご宿泊は楽しげで、見る者を幸せな気持ちにさせた。微笑ましい会話や光景を前に、案内するスタッフも温かな気持ちに包まれたという。

●八ヶ岳高原ロッジ/長野県南佐久郡南牧村海の口/チェックイン15時・チェックアウト11時/1泊朝食付きスタンダードAタイプひとり1万250円~(税・サ込)。

【白馬東急ホテル】(長野県)

 標高3000m級の山々が連なる北アルプスの麓に佇む。日本有数の強アルカリ泉である白馬八方温泉は、トレッキングやウィンタースポーツなどのアクティビティを楽しんだ後の宿泊客で賑わいを見せる。白馬は、1998年の長野冬季五輪の開催地として脚光を浴びた。天皇皇后両陛下の旅の記録をまとめた『旅する天皇』著者・竹内正浩氏が語る。

「両陛下がお泊りになったのも、パラリンピックの時です。観戦時に観衆によるウェーブが起きた際、皇后陛下が陛下の許可を得てからウェーブに参加するということがありました。

 周囲の和を乱さないよう機転を利かせてのことで、国民に寄り添う両陛下の象徴的なお姿として、人々の記憶に残る微笑ましい光景のひとつといえるのではないでしょうか」

●白馬東急ホテル/長野県北安曇郡白馬村大字北城4688/チェックイン15時・チェックアウト11時/1泊エコノミーツインふたり2万7918円~(税・サ込、入湯税別)※お得な宿泊プランあり。詳細はHPで。

【和倉温泉加賀屋】(石川県)

 一羽のシラサギが湯脈を発見したという伝説の残る和倉温泉は、1200年の間、こんこんと湯が湧き出ている。

 かつて加賀藩主の前田家が湯治の湯として整備を命じた、北陸で唯一の海の温泉として人々に親しまれる。なかでも加賀屋は、温泉を存分に味わえるよう、露天風呂や野天風呂を用意して旅人たちをもてなしてきた。

「創業100年余の歴史ある名旅館として全国に知られていますが、両陛下は1996年にお泊りになっています。1958年と1983年には昭和天皇も宿泊されました」(竹内氏)

●和倉温泉加賀屋/石川県七尾市和倉町ヨ部80/チェックイン15時・チェックアウト10時/1泊2食付一般客室ひとり3万5640円~(税・サ込)。

※週刊ポスト2019年2月15・22日号

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