2019/02/09 16:00

「なぜ自分だけが」と不遇を嘆くタイプはストレスに克てない

ストレス要因との正しい向き合い方は…(写真はイメージ)
ストレス要因との正しい向き合い方は…(写真はイメージ)

 英語版だけで900万部、日本でも100万部を優に超える大ベストセラー『夜と霧』。オーストリアの精神科医ヴィクトール・E・フランクル(1905~1997)が書いたこの作品の原題は、『心理学者、強制収容所を体験する』。その名の通り、先の大戦中にフランクル自身がナチスドイツのユダヤ人強制収容所に収容された時の体験が、心理学的な見地から冷静な筆致で描かれている。

 この世界的名著は、過酷な収容所生活を記録したドキュメンタリーとして広く知られているが、ストレス・マネジメント研究者の舟木彩乃氏によると、『夜と霧』で語られている内容は深刻な不安やストレスを抱える現代人にとっても学ぶべき点が多いという。

「強制収容所での出来事や体験を書いた記録や報告は数多く発表されていますが、その中でも『夜と霧』は異彩を放っています。それは、被収容者たちがどのようにして精神を崩壊させてしまったのか、あるいは逆に、過酷な状況に直面していかに健全な精神を保っていたのかといったことについて、心理学や精神医学の立場から解明しているからです。これは、ストレス・マネジメントの観点から見ても、とても貴重な記録だと言えます。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

元気いっぱいで過ごせるラッキーデー。積極的にいこう。今日始...もっと見る >