2019/02/09 07:00

少女マンガの傾向は「普通とは何か」を描く、震災以降増加

 ここ数年は格差社会と呼ばれ、長年勤務しても給料は上がらず、まじめに働いても普通とされる生活水準に届かなくなった。普通の定義が崩れたのだ。

「多くの人が当たり前のようにやっていることをマネすれば幸せになれた時代ではもうないんです。周りに迎合するのではなく、自分の価値基準を持ち、どんな時代にあっても“自立”することが大切なんだとみんな気づき始めた。それが“ダルちゃんブーム”の背景にあるように思います」

 そして、あらゆる角度から“普通とは何か”を描いたマンガ作品が注目されるようになったという。

「中でも私がおすすめしたいのは、『ちひろさん』『セッちゃん』『凪のお暇』『海街diary』シリーズです。これらの作品には、少女マンガの定番である“理想の王子様”は出てきません。つまり、恋愛や結婚で女の人生は救われない、ということをつきつけてくるんです」

 こういった作品は、2011年の東日本大震災以降増えたという。想定外の出来事が次々と起こり、普通や当たり前、常識と呼ばれるものが覆されたからだろう。

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