2019/02/09 16:00

ひな人形の基本 娘1人につき1つが正解、娘に引き継ぐのはNG

最も伝統的な飾り方「七段飾り」
最も伝統的な飾り方「七段飾り」

 桃の節句に女の子を祝って飾るひな人形。何才まで飾るのか、2人目にも買うべきかなど、意外と知らないことも多いのでは? 老舗人形店『吉徳』の浅草橋本店店長で、歴史的背景や手法技術など、ひな人形のことを熟知する「節句人形アドバイザー」の松本裕司さんに、知っておきたいひな人形の基本を教えてもらった。

◆雛人形は身代わり。お顔や衣装はお好みで

 華やかなひな人形は、ただ飾って楽しむだけでなく、女の子の身代わりとなって災厄を祓う「人形」として見守ってくれる存在でもある。

「ひな人形は、昔ながらの人形遊びと、身代わりの人形(ひとがた)の風習が合わさって生まれました。女の子の誕生を祝い、健やかな成長を願うとともに、立派な人との良縁に恵まれるようにとの願いも込められています」(松本さん・以下同)

 伝統的な七段飾りだけでなく、近年は三段飾りや親王飾り(男雛と女雛のみ)なども人気。

「選ぶ際は、予算とともに飾る場所をイメージするとよいでしょう。いろいろな絵柄の衣裳やお顔がありますが、それらはお好みで選んでください。大きく京風と関東風に分かれ、昔ながらの京風は、お顔や衣裳も雅なものが多いです。一方、関東風は現代に近い端正なお顔で、衣裳も桜や吉祥文様などさまざま。年々種類が豊富になっているひな人形を紹介しますので、飾り方やしまい方も参考にして、楽しんで飾ってください」

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