2019/02/17 07:00

『麒麟児』 冲方丁が描く江戸無血開城に至る運命の48時間

新たな幕末小説を綴った冲方丁さん(撮影/五十嵐美弥)
新たな幕末小説を綴った冲方丁さん(撮影/五十嵐美弥)

【著者に訊け】冲方丁さん/『麒麟児』/KADOKAWA/1728円

【本の内容】
 慶応4年(1868年)3月13日、14日に行われた勝海舟と西郷隆盛の会談。5万の大軍を率いる官軍の将・西郷に対し、勝は江戸の町を焼き尽くす「焦土戦術」を切り札に和議交渉に臨んだ。「江戸無血開城」はいかにして成し遂げられたのか。2人の麒麟児による運命の48時間を克明に描く歴史長編。

 幕末を書くなら「江戸無血開城」を書きたいと、ずっと思っていたそうだ。

「教科書なんかだと一行でさらっとすませてしまいますけど、本当に歴史的な偉業で、『江戸無血開城記念日』を制定すればいいのにと思うぐらいです。現代に東京という都市が今の形で存在しているのも『無血開城』があってこそ。もし交渉が不調に終わり焼き払われてでもしていたら無残なことになったはずで、国は疲弊し、主要港は香港のように外国領になったかもしれない。すべてを回避したのが2人の『麒麟児』です」

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