2019/02/22 16:00

荒俣宏氏「南の島で釣り三昧の暮らしも夢だね」

「お菊虫」を持つ荒俣宏氏
「お菊虫」を持つ荒俣宏氏

 グラビア写真界の第一人者、渡辺達生氏(69)が“人生最期の写真を笑顔で撮ろう”とのコンセプトで立ち上げた『寿影』プロジェクト。渡辺氏は、自然な笑顔を引き出すべく、撮影する人に「一品」を持ってきてもらって、それにまつわるエピソードを聞きながら撮影する。

 博物学者や小説化など多彩な顔を持つ荒俣宏氏(71)が持ってきたのは、3Dプリンターで作った生きた妖怪「お菊虫」。捜索5年、京都の山中でついに発見したお菊虫。その正体は、ジャコウアゲハの蛹である。

「原寸は2センチほど。どうしてもみんなに見せたくて3Dプリンターで拡大して作ったのがこれ」

 X線写真で蛹の中身も見た。

「ただの水で驚いたね。幼虫が蛹になると一度溶けて、再び作り直される。つまり、亡霊。僕は実物の妖怪を捕まえたわけです」

 今も大事に育てており、羽化を心待つ段階と笑みがこぼれる。死にまつわる著作も多い知の怪人が理想とする死に方は、“元気であの世に逝こう”。作家仲間に倣い死の翌日に「突然ですが死んでしまいました」とブログ配信する洒落たお別れも企てる。死に対する心配はないが、カウントダウンが迫る残り時間をいかに生きるかが一大事と語る。

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やや身動きがとりにくい日。腰は重いのに、理屈ばかり並べてい...もっと見る >