2019/02/25 07:00

猫の死因 がんと並んで多い「腎臓病」のサイン・症状

猫のいる家はチューリップに要注意(Ph:Getty Images)
猫のいる家はチューリップに要注意(Ph:Getty Images)

 猫の死因で、がんと並んで多いのが“腎臓病”。急性と慢性があり、症状や原因は異なるが、いずれも早期発見&早期治療により生存期間を延ばせるという。病気のサインから症状、治療方法などを紹介する。

 腎臓は腰のあたりにあるソラマメ形をした臓器で、左右に1つずつある。おしっこを作る役割があるほか、血圧の調整や赤血球を作るためのホルモンの分泌、カルシウムの吸収を助けるビタミンDの活性化など、さまざまな働きがある。

 そんな大事な腎臓の機能が低下する「腎臓病」には、急激に症状が進む“急性腎臓病”と、長期にわたりゆっくり進行する“慢性腎臓病”があり、慢性腎臓病は高齢の猫に多いと白金高輪動物病院・中央アニマルクリニック顧問の獣医師・佐藤貴紀さんは言う。

「急性と慢性では、症状にも違いがあります。慢性の場合、はじめは飲水量とおしっこの量が増えますが、その後は反対に、おしっこの量が減るなど尿量の変化が起こります。

 一方、急性の場合は1週間以内に症状が進行するため、多尿期がなく、突然、乏尿・無尿になります。さらに食欲不振、嘔吐、下痢などの症状も現れます」(佐藤さん・以下同)

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