2019/02/25 16:00

まるで便のようなキツい口臭、実は胃がんの可能性あり

いつもと違うお腹の痛みにも要注意
いつもと違うお腹の痛みにも要注意

 がんは早期発見、早期治療が大原則。日常の些細な異変に気づくかどうかが、重要となる。たとえば、体重減少は胃がんの初期症状に多く見られる。獨協医科大学総合診療科教授の志水太郎医師はこう話す。

「食欲が減退することが多いため、体重が減ります。胃の壁は食事をすると消化のため膨らんだり縮んだりしますが、腫瘍ができると、その部分は硬くなって伸縮しないことがあります」

 そのため、食べ物の流れが停滞し、すぐにお腹がいっぱいになる「早期膨満感」という状態になりやすい。

「食道近くに腫瘍ができた場合は、『早期膨満感』に加えて、食べ物をのみ込んだ後に、違和感や吐き気を覚えることがある。うまくのみ込めず逆流性食道炎を発症したことがきっかけで、がんがわかったケースもあります」(志水さん)

 のみ込むのがつらい場合は、食道がんの可能性も考えられる。東京ミッドタウンクリニックの森山紀之医師が言う。

「通常であれば食べた物が食道に入ると、『ぜん動運動』とよばれる動作によって食べ物が胃に運ばれます。しかし、がんができたところは硬化して動かないうえ、細くなるため、通りにくくなる。ゼリーのようにのみ込みやすいものならば異変に気がつきませんが、肉のようにボソボソしているものは詰まりやすく、違和感を覚えやすい。実際、そうした症状から食道がんが見つかることもあります」

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