2019/02/16 11:15

エヴァの作曲家は監督と一対一でやり合う

作編曲家の鷺巣詩郎氏(写真提供=鷺巣詩郎氏)
作編曲家の鷺巣詩郎氏(写真提供=鷺巣詩郎氏)
自らの「家」について語ることは、「人生」そのものを語ることだ。ノンフィクション作家の稲泉連さんは新著『こんな家に住んできた』(文藝春秋)で、17人の著名人に「あなたはどんな家に住んできましたか」と聞いた。今回はその中から、作編曲家の鷺巣詩郎さんのインタビューをお届けしよう――。

■『シン・ゴジラ』でも庵野秀明監督とコンビを組んだ

自分の生まれた家というものは、文字通り人生の原点なんですね。

というのも、いま住んでいる家の夢なんて全く見ないのに、僕は世田谷にあった生家についてはこんな夢をよく見るんです。

……食卓でご飯を食べていると、ドスン、ドスンと地震が起こる。勝手口の辺りがびりびりと揺れ、「なんだろう」と思った途端、巨大な怪獣の足がドーンと家を破壊して、上からいろんなものが落ちてくる――。

数々の日本人アーティストの曲や『新世紀エヴァンゲリオン』などのアニメ音楽を手掛けてきた鷺巣さん。近年の『シン・ゴジラ』でも庵野秀明監督とコンビを組んだ彼は、一九五七年東京都生まれの日本を代表する作編曲家である。父親は漫画家、アニメーター、特撮の大家として知られる故・うしおそうじ氏だ。

以前、ある雑誌のインタビューを受けた際、「人生の分岐点はいつですか?」と聞かれたことがありました。その問いに対して、僕は「生まれたとき」と答えたんです。

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