2017/08/30 12:00

アーティスト×鑑賞者で、不要な端材に新しい価値を。無印良品「Handscape」展

アーティスト×鑑賞者で、不要な端材に新しい価値を。無印良品「Handscape」展
アーティスト×鑑賞者で、不要な端材に新しい価値を。無印良品「Handscape」展
価値観は人それぞれだけれど、料理の時に出た野菜の切れ端や、衣服を作ったときの端切れ、穴の開いたセーターや薄汚れたTシャツは、多くの人には価値のないものと映るかもしれない。でも、そこからまた新しい力を生むこともできたら素敵だなと思う。

スウェーデンのアーティスト・Katarina BrieditisさんとKatarina Evansさんによるユニット「Studio Brieditis & Evans」は、デザインをいかに持続可能な暮らし方に活かすことができるか、をテーマにしている。

例えば、価値が薄くなった素材にデザインがもたらす付加価値を測る、実験的な「Re Rag Rug」というデザインプロジェクトを行っている。このプロジェクトは、古着や織物業から大量に出る余分な生地を使い、織機を使わずふたりの手によって、12の技法で12ヶ月の間に、12枚のユニークなラグをつくるというもの。この制作により、工業生産やリサイクルプロセスにおいてのものの価値やデザインの重要性をさぐってきた。

Katarina BrieditisさんとKatarina Evansさんによる無印良品「Handscape」展

そしてできあがった12枚のラグから2つが、無印良品有楽町店 ATELIER MUJIにて2017年9月1日(金)~10月29日(日)まで開催されるHandscape展にて展示される。会期中、Katarina BrieditisさんとKatarina Evansさん、そして来場する人たちがギャラリー内で協働し、無印良品の商品の生産工程で出る端材を素材として、「雲」をテーマに大きなラグをつくるプロジェクトも行われる。

「Handscape」は、HandとScapeを組み合わせた造語で、“人の手が生み出す風景”のこと。捨てられてしまうもの、価値がないと思われているものが、デザインやアイデア、人の手の力で新たな価値を与えられる。そんなものづくりの現場に参加することで、選択し購入し消費する側として、何かを感じることができるかもしれない。たくさんの人の手が加わることで、新しい価値が生まれる貴重な瞬間と、そしてどんな雲のラグができあがるのか今から楽しみだ。

9月12日(火)には、スウェーデン大使館にてアーティストトーク&アフターパーティーが開催される他、9月14日(木)&10月ににはワークショップも行われる。詳細はWebサイトにて。

Handscape展
会場:無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI(東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F)
会期:2017年9月1日(金)~10月29日(日)10:00〜21:00
入場無料

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